スターフライヤー、第2四半期の売上高は7.1%増 旅客数は12%減

スターフライヤー、第2四半期の売上高は7.1%増 旅客数は12%減

スターフライヤーは2014年10月31日、2015(平成27)年3月期第2四半期(2014年4月〜9月)決算を発表しました。売上高171億5,600万円は前期から7.1%増、営業損益3億3,000万円の赤字、経常損益1億6,000万円の赤字、純損益1億8,900万円の赤字でした。スターフライヤーは2014年7月31日に発表した第1四半期決算短信でゴーイング・コンサーンの記載を解消しています。

旅客数は第2四半期で709,773人と前年から12.0%減、座席利用率は63.5%と0.3%ポイント減少しました。なお、コードシェアする全日空(ANA)ヘの販売分は含まれていません。

スターフライヤーでは、競争激化、急激な円安の進行など厳しい状況が続いているとしつつ、経営合理化計画を着実に実行し、2015年3月期の黒字化を確実にするため取り組んでいるとしています。就航路線は、10月26日から羽田/山口宇部線に3往復6便を新規就航し、羽田/福岡線を減便し、国内線は5路線となっていますが30往復60便の運航体制はかわっていません。

設備や施設面での、新規投資は基本的には凍結しており、現在の運航体制で収益の最大化に注力する方針です。このため、通期で売上高354億円、営業利益2億円とした5月時点の予想を変更せず、継続した追加施策などを展開していくとしています。

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