普天間のMV-22Bオスプレイ、ブリスベーンのG20を支援【画像】

普天間のMV-22Bオスプレイ、ブリスベーンのG20を支援【画像】

アメリカ海兵隊は、2014年11月15日と16日にオーストラリアのブリスベーンで開催されたG20首脳会議に出席するオバマ大統領の移動を支援するため、沖縄県の普天間基地からMV-22Bオスプレイを派遣しました。

普天間基地MV-22Bオスプレイ G20首脳会議で警護

派遣されたのは第265海兵中型ティルトローター飛行隊(VMM-265)とVMM-262のMV-22Bオスプレイで、岩国基地の第152海兵空中給油輸送飛行隊(VMGR-152)のKC-130Jが支援しました。沖縄からブリスベーンまで、約4,700マイル(約7,560キロ)を一気に移動するのはヘリコプターでは不可能なことで、オスプレイの戦略的重要性を実証したとしています。

VMM-265飛行隊長のクリス・マレー中佐は「オーストラリアまで島伝いに飛行できる飛行機はあるが、オーストラリアまで飛行してサッカーグラウンド・サイズの場所に着陸できるのはオスプレイしかない」と話しています。

ブリスベーンでは「マリーン・ワン」として大統領の移動に使われるのは、第1海兵ヘリコプター飛行隊(HMX-1)のVH-3Dシーキングで、これはワシントンから輸送機で空輸されました。

普天間基地MV-22Bオスプレイ G20首脳会議で警護

■普天間のオスプレイを支援したVMGR-152のKC-130J
VMGR-152のKC-130J

画像提供:アメリカ海兵隊

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