ATR、「-600」シリーズでGPSなどを使用したアビオニクスの認証を取得

ATR、「-600」シリーズでGPSなどを使用したアビオニクスの認証を取得

プロペラエンジンのリージョナル航空機メーカーのATRは、2014年11月24日、ヨーロッパ航空安全庁(EASA)からATR 42-600とATR 72-600向けに開発された、最新の技術が導入されたのアビオニクスの認証を取得したと発表しました。

この新たな認証はLPV(Localizer Performance with Vertical guidance)、RNP-AR0.3(Required Navigation Performance – Authorization Required)方式、VNAVアプローチの機能に関するもので、ATRが地上のナビゲーション機能を使わず、衛星ナビゲーションによる進入方式で、より正確、かつ安全な操作が可能になります。

これにより、ATR「-600」シリーズのコクピットでは、乗務員の作業負荷が大幅に低減することとなります。ATRでは、この機能により同社機がさらに効率的、経済的、かつ汎用性を高め、安全性の向上と特定の空港で混雑を減らすことにつながる航行支援機能により、コクピットだけでなく、航空管制でも業務の軽減につながるとしています。

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