LOTポーランド航空は2014年12月5日、同社の787ドリームライナーをスペインのエア・ヨーロッパ向けに1機をリースする1年契約を締結したと発表しました。LOTは長距離機材を効率的に使う方法の1つだとしており、欧州委員会によって承認された再建計画のポイントの1つです。
エア・ヨーロッパへリースする787は、2015年4月からマドリード発着でニューヨーク、モンテビデオ(ウルグアイ)線に就航します。LOTでは2012年に公的支援を受けたことから、2015年末まで新路線を就航できず、そのため再建計画を進めるために、787をリースすることで収入、収益を確保します。
エア・ヨーロッパは現在、マドリード発着のニューヨーク、モンテビデオ線にはA330-200を投入しており、この機材を変更します。
LOTポーランド航空はこれまでにも787をリースで運航しており、フィンエアーをはじめ、ポーランドのツアーオペレーター向けのチャーター便運航を行っています。