AV-8BハリアーII、JDAMを最大6発搭載可能に

AV-8BハリアーII、JDAMを最大6発搭載可能に

ニュース画像 1枚目:従来の方法でAV-8Bに搭載されるGBU-54 JDAM
© U.S. Navy photo
従来の方法でAV-8Bに搭載されるGBU-54 JDAM

アメリカ海軍航空システム軍団(NAVAIR)は、2015年1月に対ISIL攻撃に参加する海兵隊のAV-8BハリアーII 1機に、新しいBRU-70/Aデジタル改良型トリプル・エジェクター・ラック(DITER)を搭載してミッションを実行したと発表しました。

アメリカ海兵隊は対ISIL攻撃を実施中の2014年12月に、予定では2015年6月に引き渡されるはずだったラックを早く配備するよう要求しました。NAVAIRは約1カ月で、評価試験に使用した試作品を海兵隊に提供する手続きを完了させました。

DITERは従来の兵器とのインターフェイスはそのままで、スマート兵器を最大3発搭載可能にするものです。

最初のミッションでは2基のDITERから4発のJDAM(統合直接攻撃弾 : レーザー/GPS誘導爆弾)を投下しました。近いうちには1基のDITERに3発のJDAMを搭載することができるようになり、従来AV-8BはJDAMが最大2発しか搭載できなかったのに、最大6発搭載できるようになります。

メニューを開く