2015年3月3日に新型ヘリコプター「H160」を発表したエアバス・ヘリコプターズ(エアバスHC)ですが、同時に同社のヘリコプターの機種名を「HXXX」に統一することも明らかにしています。
現在、エアバスHCのカタログにあるのは、EC120とEC135、AS350、AS355、AS365、EC155、EC175、AS332、EC225などですが、これらはASがアエロスパシアル時代の機体で、ECがユーロコプターに合併してからの機体です。
これらはそれぞれH120、H135、H145、H155、H175、H225に統一され、単発機と双発機を分ける接尾記号もなくなります。軍用機には番号の後に「M」が付きH135MやH145M、H225Mなどとなります。例外は生産終了が近いのかAS350 B2とAS365 N3+ 、AS565 MBe、EC145e、AS332 C1e、AS332 L1e、AS532 ALeなどがあり、タイガー(Tiger)とNH90も例外になります。
しばらく混乱もあると思いますが、だいぶスッキリした名称になります。自衛隊が採用する際も、例えばH160の場合「UH-160」と任務の接頭記号を付けるだけで楽チンですね。