川崎重工、「なでしこ銘柄」に選定 2020年までに女性管理職3倍に

川崎重工、「なでしこ銘柄」に選定 2020年までに女性管理職3倍に

川崎重工は2015年3月23日、東京証券取引所と経済産業省が選定する「なでしこ銘柄」に選ばれたと発表しました。「なでしこ銘柄」は、東京証券取引所と経済産業省が共同で選定しているテーマ銘柄で、東証一部上場企業から女性の活躍を積極的に推進する企業で、株主資本利益率/ROEも加味して選定しているものです。

川崎重工は、女性が活躍できる職場環境の整備、企業風土の醸成を必須の課題として、2014年度大卒事務系入社者の約3割が女性と、積極採用を行うほか、女性同士が切磋琢磨して活躍を目指した女性社員ネットワーク「4U(For You)ネットワーク」の組織などに取り組んでいます。このほか、社内イントラネットで先輩女性社員のインタビューを掲載するなど、社内広報活動にも取り組んでいます。

このほか、仕事と家庭の両立サポートする視点から、一斉振替出勤日に臨時託児所を社内に設置したり、病児・病後児や時間外労働対応のシッター費用の補助、育児休業復帰者およびその上司のための復帰者セミナーの実施などを行っています。

なお、川崎重工では、2020年までに課長相当以上の女性管理職者数を現在の3倍にする目標を設定し、引き続き女性人材の育成と職場環境の整備を進めます。

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