カンタスリンク、717の重整備をキャンベラで実施へ 10月から

カンタスリンク、717の重整備をキャンベラで実施へ 10月から

カンタス航空のリージョナル路線を運航するカンタスリンクは2015年4月10日、キャンベラにボーイング717の重整備拠点を開設すると発表しました。およそ40名の高度に熟練したエンジニアリング・スタッフが作業にあたります。

カンタスリンクは10月から、キャンベラで重整備を行う予定で、同社がキャンベラへの運航便を増やすことと合わせての実施となります。カンタス航空では、キャンベラ空港での新規雇用の創出と、技術への投資を通じ、260名以上のカンタスグループのスタッフを雇用します。

重整備は、航空機の細かな部品まで整備、保守点検を行うもので、717は平均的に隔年で実施します。作業にはおよそ28日間、5,500人/時間を要する作業です。カンタスリンクは現在、18機の717を保有し、オーストラリアの各拠点でライン整備に加え、重整備を自社で実施していきます。

なお、カンタスリンクはタムワースの重整備施設でDHC-8-400(Q400)、DHC-8-300(Q300)、DHC-8-200(Q200)の重整備も実施しています。

メニューを開く