広島空港、アシアナ機の撤去が1日早まる 運航条件も緩和へ

広島空港、アシアナ機の撤去が1日早まる 運航条件も緩和へ

国土交通省は2015年4月24日、アシアナ航空の事故機の移動を4月25日(土)夜から4月26日(日)の早朝にかけて実施すると発表しました。当初は、4月27日(月)7時30分の運用開始までに移動が完了するとしていましたが、予定が早まったものです。

この撤去作業が完了すると、4月26日(日)から滑走路を運用するための気象条件が緩和されます。これまでは、有視界気象条件で、地上視程が5,000メートル以上で、雲の高さが地表から300メートル以上でしたが、滑走路方向の視程が1,600メートル以上となり、雲の高さの要件が外れます。

なお、損傷を受けた航空灯火は、4月17日に仮復旧し、着陸の気象条件の制限はなくなっています。また、損傷したローカライザーは、仮設施設の設置作業が進められており、5月中旬にも仮運用を行う予定です。

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