ロシアのユナイテッド・エアクラフト(UAC)は、スホーイ・スーパージェットの販売を目指し、中国と共同でリース会社を設立することで合意、署名しました。ロシアと中国の政府間協議を受け、ロシア・チャイナ・インベストメント・ファンド(RCIF)、スホーイ・シビル・エアクラフト、Xixian New Area(西安新区) Administrative Committee、新世紀国際租賃(New Century International Leasing)が出資します。
このリース会社は、今後3年間でこれまで引き渡しされたSSJ-100の倍以上となるおよそ100機、およそ30億ドル分をスホーイから購入、中国、東南アジア向けにリースする計画です。リース会社は陝西省西安市に本社を置きます。西安市はSSJ-100のメンテナンス施設に必要なインフラ、土地を提供し、スペアパーツの倉庫、西安市のパイロットのトレーニングセンターなどが設けられる計画です。
ユナイテッド・エアクラフトは中国のパートナーと協力し、中国や成長する東南アジアでの販売を強化し、航空市場でシェアを獲得するため、競争力の高いリースを提案出来るように協力するとしています。