インドも首相・大統領専用機に777-300ERを選択

インドも首相・大統領専用機に777-300ERを選択

ニュース画像 1枚目:エア・インディアのボーイング777-300ER
© Shiro Senda
エア・インディアのボーイング777-300ER

インド政府は、首相・大統領専用VVIP(Very Very Important Person)機として、ボーイング777-300ER 2機を導入する模様です。インドのBusiness Standardが2015年5月12日付けで報じています。

現在、インドでは長距離のVVIP輸送にエア・インディアのボーイング747をチャーターして「Air India One」として運用しています。しかしエア・インディアの747が残り5機しかなく、老朽化し自機防衛装置もないことから新しい機材を探していました。

インド政府は、エア・インディアから長距離飛行能力のある777-300ER 2機を購入して、キャビンをVVIP仕様に改装し、地対空ミサイル妨害装置や秘話機能のある衛星通信装置などを搭載して運用する計画を決めた模様です。運用はPalamの空軍司令部通信中隊が行います。

インドでもVVIP機は4発機が望ましいとされましたが、エア・インディアで運用実績のある777-300ERが選ばれたのは日本と同じ理由のようです。

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