ヨーロッパの格安航空会社(LCC)、ウィズエアは就航から11周年を迎えた2015年5月19日、同社のロゴや機体など一新すると発表しました。ウィズエアは中央、東ヨーロッパで格安航空事業を確立するとして運航を開始し、その一定の目的を果たしたことから、ブランドや機体塗装を一新し、新たなステージに向かうとしています。
この11年間で、旅客数は9000万人を数え、保有機数は59機、38カ国、380路線超を運航しています。また、ロゴなどの変更とあわせ、顧客体験の向上を目指すとしています。新ブランドで、新鮮で活気が溢れ、洗練されたイメージを伝えていくとしています。
なお、これとあわせ、同社はネットワークの提供座席数の変更、運賃をベーシックとプラスの新しいシンプルな体系に変更することを明らかにしました。また、2015年中にはアップグレードや予約手続きの簡素・簡便化、ウィズエアを利用するツアー商品の提供国の拡大、A320とA321の新塗装機の導入、11月からA321に新しい機内装備を導入、新制服の導入していきます。
新塗装機の1機目は「HA-LPW」のA320で、機首が白でロゴを配し、機体後部を従来からコーポレート・カラーとするピンクと紫をあしらい同社のURLを記しています。機体全体としては、機体前方と後方を入れ替えるデザインとなります。
WIZZ presents its new livery. A historic fly-around begins. On our way to @ChopinAirport #Warsaw pic.twitter.com/LSO8qVMzwJ
— wizzair.com (@wizzair) 2015, 5月 19