カナダの格安航空会社(LCC)ウエストジェットのリージョナル路線を運航するウエストジェット・アンコールは2015年6月15日、DHC-8-400(Q400)を6機、確定発注しました。5機は今回、さらに1機は2015年3月に締結済みで、いずれもウエストジェットが発注、そのオプションを行使したものです。
今回の契約はおよそ2億米ドル相当の契約となります。ウエストジェット・アンコールは運航開始から24カ月で、低運賃をリージョナル路線にも持込み、成功を収めており、同社はその拡大に自信を深めています。また、リージョナル路線の主力きとしてQ400はジェット機と同様の運航パフォーマンス、その一方でターボプロップ機の経済性をもたらし、ウエストジェットのブランドとして統一したサービスを提供できると説明しています。
なお、ボンバルディアは2015年5月、ウエストジェット・アンコールにQ400の500機目を納入しています。Q400は2000年にプログラムを開始し、リージョナル機で成功を収めており、ボンバルディアはこの発注で引き続きウエストジェットのサポートを続けるとしています。