エアバス、ベルーガXLの設計・製造企業を発表 2019年から運航

エアバス、ベルーガXLの設計・製造企業を発表 2019年から運航

ニュース画像 1枚目:ベルーガXLの担当企業
© Airbus
ベルーガXLの担当企業

エアバスは、2015年6月17日、新しい超大型貨物輸送機「ベルーガXL」の主要部分を設計・製作する企業を発表しました。

ベルーガXLを特徴付ける機首とメイン・カーゴドアを担当するのは、フランスのStelia Aerospace、後部胴体とドーサル・フィン(背びれ)はスペインのAernnova、胴体はドイツのDeharde/P3 Voith Aerospace、水平尾翼ボックス延長部と水平尾翼翼端フィンはスペインのAciturriです。

ベルーガXLは、A350 XWBの量産開始などにより国際分業で製作される大型部品の輸送力が現有のベルーガでは足りないため、2014年11月に開発が決定しました。ベルーガはA300がベース機ですが、ベルーガXLはA330がベースになり、貨物室の幅が1メートル太く、長さも6メートル長くなります。これによりA350 XWBの主翼が、ベルーガの2倍の2本同時に輸送できるようになります。

ベルーガXLの初号機は2019年に運航を開始する予定です。

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