アルゼンチン航空、乗客をコクピットに招き入れたパイロットを解雇

アルゼンチン航空、乗客をコクピットに招き入れたパイロットを解雇

アルゼンチン航空とオーストラル航空は2015年6月25日、6月22日にブエノスアイレス・ホルヘ・ニューベリー発ロサリオ着のAR2708便に乗務していたパイロット2名を乗務から外したと発表しました。このパイロット2名は、搭乗していた乗客をコクピットに招き入れて談笑したほか、離陸時にもスラストレバーを触らせた疑いがあるためです。この様子は、コックピットに招かれた女優がジャンプシートに着席し、その様子を撮影しました。

アルゼンチン航空とオーストラル航空は、乗客を危険にさらしたとして刑事告訴の手続きを行うとしています。さらに、対象の乗客はアルゼンチン航空とオーストラル航空の規定から、5年間は搭乗させないとしています。

両社は法的措置だけでなく、このインシデントは安全文化とは全く異なるものだともコメントしています。

AR2708便はERJ-190で運航、フライト時間はスケジュールではおよそ55分間です。インシデント発生当日は、機体記号(レジ)「LV-CEU」で運航していました。

メニューを開く