カタールアミリフライトの747-8I VVIP仕様機が完成、顧客に再納入

カタールアミリフライトの747-8I VVIP仕様機が完成、顧客に再納入

ニュース画像 1枚目:ボーイングがL3のデザインで発表している747-8のVIP機内コンセプト
© Boeing / L3
ボーイングがL3のデザインで発表している747-8のVIP機内コンセプト

AMACエアロスペース・スイスは2015年7月14日、同社の顧客に747-8インターコンチネンタルのVVIP仕様を完成し、引き渡したと発表しました。正式な発表はありませんが、カタールアミリフライトの747-8Iで、機体記号(レジ)「A7-HBJ」と見られます。2012年11月に、AMACの拠点のあるユーロエアポート・バーゼルに到着し、丸2年をかけて、客室装備を行い、引き渡しとなりました。「A7-HBJ」は7月14日にドーハに到着しています。

客室内は最高級の調度品が用意され、家具、モニ​​ュメント、エキゾチックな雰囲気を醸し出すもの、特注の芸術作品、収納スペースに加え、最先端の技術的な装置が導入されました。特に、機体の外周には周辺を監視するカメラが装備されているほか、機内にはライブTV、衛星通信などが含まれています。このほか、水タンクの追加やシャワー装備、ベッドなども機内に装備されました。

AMACは初めて747-8IのVVIP仕様を手がけ、これが顧客に引き渡すことが出来たことについて、顧客とその運航チーム、同社のスタッフに感謝するとしています。特に、1つ1つの装備品に認証の書類手続きから実際の装備作業まで、多くの人の手を経た機体となっているとしています。

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