CS300、水吸い込みテストを完了

CS300、水吸い込みテストを完了

ニュース画像 1枚目:水吸い込みテストで滑走路に溜まった水をはじきはげるCS300
© Bombardier
水吸い込みテストで滑走路に溜まった水をはじきはげるCS300

ボンバルディアは2015年8月27日、ケベック州ミラベルでCシリーズの水吸い込みテストを完了したと発表しました。このテストは、航空機が雨でずぶぬれとなった滑走路上で、どのように動作するか検証する試験で、型式証明の中でも重要なテストの1つです。CS300の初号機、機体記号(レジ)「C-FFDK」を使用して行われました。

CS300の飛行試験機は、現実的な条件を想定し、滑走路に水を薄く貼った状態で最高速度120ノット、時速220キロで滑走しました。この試験は、テストエンジニア、テストパイロット、メンテナンスとそれぞれのチームがさらなる分析を行うために行われ、またこのデータ結果を得て、検討を行います。

ボンバルディアでは、この試験は観察するには見応えのあるものと言い、CS300の前脚、エンジン、補助電源装置などその性能に影響を受けるようなことは無いことが確認されました。

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