ANA、成田/クアラルンプール線就航でクアラルンプール国際空港が歓迎

ANA、成田/クアラルンプール線就航でクアラルンプール国際空港が歓迎

全日空(ANA)は2015年9月1日(火)から、成田/クアラルンプール線の運航を開始しました。デイリー運航で、機材は787-8を使用しています。クアラルンプール国際空港は、この初便を放水アーチで歓迎しました。787-8は、ビジネス42席、エコノミー198席の計240席で、搭乗客は230名でした。

クアラルンプール国際空港などを運営するマレーシア・エアポート・ホールディングは、ANAのクアラルンプール線の再開を歓迎し、マレーシアで成長の機会を見いだし、それを活用することを歓迎するとコメントしています。

ANAは、マレーシアと北アメリカ間に直行便がなく、成田を経由する多くの乗客がおり、その需要が高いとしており、アメリカや日本国内線ともにネットワークの充実した成田発着でクアラルンプールを結び、最新の機材を導入することで、高い競争力を保つとコメントしています。

また、ANAは日本政府が2013年にマレーシア国籍のパスポート所持者にビザ緩和を行い、訪日旅行者が増加していることから、アメリカへの接続とあわせ、日本への訪問にも期待しています。

ANAは7月1日、ハラール認証を受けた機内食メニューを拡充し、イスラム教徒の人口が全体の6割と言われるクアラルンプール就航を前に対応しています。ハラール食の世界最大手であるマレーシアの「ブラヒム」と提携し、機内食開発を進めています。

この記事に関連するニュース
メニューを開く