ニュージーランド航空、オークランドに滑走路見渡せる新ラウンジを開設

ニュージーランド航空、オークランドに滑走路見渡せる新ラウンジを開設

ニュージーランド航空は2015年9月25日(金)、オークランド国際空港のフラッグシップ・ラウンジを公開しました。新しいラウンジは2,000平方メートルの広さが確保され、座席は375席以上が設けられています。国際ターミナルのレベル1にあり、対象顧客向けには9月29日(火)から、サービスを提供します。

この新ラウンジは、現在のラウンジと異なるエリアに設けられており、滑走路を見渡すことができ、屋外エリア、暖炉を備えた屋外テラスでも滑走路の景色を通年に渡って望む事ができます。

ラウンジ内には、24タイプの異なるシートが設けられているほか、Wi-Fiを備え、ラウンジ内の電源は300口以上、USBも300口と充実しました。ラウンジ内にはシェフが常駐し、注文に応じて提供するなどサービスをアップグレードしています。また、ラウンジ中央にはニュージーランド・ワインやカクテル、コーヒーなどを提供し、これらはモバイルアプリで注文する事もできます。

また、子ども向けのキッズエリアも備え、書籍、玩具なども充実しました。なお、ラウンジ内は時間とともにニュージーランドの風景をイメージした映像が展開されます。

このラウンジの設計は、ニューヨーク・JFK空港のT5でルーフトップ・バルコニーも手がけたアメリカの設計事務所、ゲンスラーが手がけたものです。ゲンスラーとニュージーランド航空はこれまでにロサンゼルス国際空港のスターアライアンス・ラウンジも手がけています。

ニュージーランド航空のクリストファー・ラクソンCEOは、新しいラウンジは顧客からのフィードバックを基に設計しており、「路線網の拡大と共に上級会員など高付加価値を求める顧客の増加に対応するため、これまでのラウンジより40%広いラウンジを作った」と話し、より快適に過ごす空間を提供するとしています。

なお、新しいオークランド空港の国際線ラウンジは、4年間で1億万ドルの投資の一環です。すでにシドニー空港の国際線、オークランド空港のリージョナル・ラウンジをリニューアルしていますが、引き続きニュージーランド国内、国際線のラウンジのリニューアルを行ないます。

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