中国商用飛機(COMAC)は2015年11月2日、上海・浦東の同社工場でロールアウトしました。COMACのハウスカラーの機体はブルーとグリーンで塗装され、尾翼はグリーンと白抜きで「C919」と記されています。
C919は2010年11月に開発が発表された旅客機で、ボーイングの737、エアバスのA320と同等の座席数を装備する機材で全席エコノミーで168席、ハイブリッド・クラス・レイアウトで156席が配置でき、基本型の航続距離は4,075キロ、長距離型は5,555キロと発表されています。
この機体にはCFMインターナショナルのLEAP-1Cエンジンが搭載されています。このLEAP-1エンジンはエアバスのA320neoはすでに初号機などに搭載され、飛行しているほか、ボーイングの737 MAXにも搭載される予定です。