日米航空協議、合意に至らず アメリカ側と羽田昼間発着9枠で隔たり

日米航空協議、合意に至らず アメリカ側と羽田昼間発着9枠で隔たり

国土交通省航空局は2015年12月2日(水)、12月3日(木)の2日間のアメリカと航空協議を1日延長し、12月4日(金)までの計3日間、ワシントンD.C.でアメリカ運輸省(DOT)と交渉しましたが、合意には至らず、協議継続について合意しました。

日本側は羽田空港の昼間時間帯でアメリカ向けの発着枠として9枠を提案したものの、アメリカ側はさらに多くの発着枠を求められたとみられます。日米両国は、発着枠の早期の協議と合意は共有しているものの、主張には大きな隔たりがある模様です。

羽田空港では発着枠をさらに拡大するため、都心上空を飛行するルートの検討が始められ、住民への説明会を開催しています。これは滑走路の運用で1.3万回、都心上空の航路で2.6万回、計3.9万回の拡大も見込まれています。

なお、次回の日米航空協議は日本での開催となります。

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