イベリア航空、A330-200 MTOW242トンの初号機を受領

イベリア航空、A330-200 MTOW242トンの初号機を受領

ニュース画像 1枚目:イベリア航空に導入されたA330-200 MTOW 242
© Iberia
イベリア航空に導入されたA330-200 MTOW 242

イベリア航空は2015年12月29日、最大離陸重量242トンのA330-200(A330-200 MTOW 242)を受領しました。A330-200 MTOW 242の引き渡しはこれが初めてで、イベリア航空は機体記号(レジ)「EC-MIL」で登録しています。

イベリア航空はA330-200 MTOWを13機受領する予定で、今後3年間でこれらの機材を導入します。このA330-200は、コスト効率や環境面で優れた双発機で、航続距離は11,500キロメートルです。これにより、スペインからアルゼンチンのブエノスアイレス、ウルグアイのモンテビデオなど、同社の最長路線に投入できます。

機内はビジネス、エコノミーの2クラスで、特にビジネスにはフルフラット時に2メートルのフルフラットベッドとなるシートを装備しました。機内エンターテインメントも映画、音楽、ゲーム、ドキュメンタリー番組などを充実させたほか、機内でのインターネットのアクセススピードも速くし、快適性を高めています。

なお、A330-200の全長は59メートル、主翼含む全幅は60メートル、シートはビジネス19席、エコノミー269席の計288席で、エンジンはGEのCF6-80エンジンを搭載しています。

イベリア航空はA330-200を2018年3月までに13機を導入し、その後は2018年から2021年にかけてA350-900を16機、導入する予定です。

メニューを開く