イタリア空軍、輸送機・空中給油機をシェアするEATCに加盟

イタリア空軍、輸送機・空中給油機をシェアするEATCに加盟

ニュース画像 1枚目:イタリア空軍のKC-767A
© dell'Aeronautica Militare italiana
イタリア空軍のKC-767A

イタリア空軍が保有する多くの輸送機と空中給油機、救急搬送機部隊は、2016年1月12日から欧州航空輸送軍団(EATC : European Air Transport Command)の指揮下に入ります。

EATCは、フランスとドイツ、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、スペインが参加する組織で、参加国空軍の保有する輸送機・空中給油機約150機をシェアする目的で2010年から運用されています。イタリア空軍は、2015年12月4日に正式加盟に調印しました。

イタリア空軍からはC-27JとC-130J、KC-767など31機がEATCに参加します。EATC加盟により、参加国は機体の購入予算を削減しながら、必要が生じた時には他空軍の機体を利用することにより、民間機をチャーターするなどの運用コストも削減することができます。

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