エアバスは2016年1月28日(木)、イランからA380の発注を含め、計118機を受注しました。機種別ではA320現行機が21機、A320neoファミリーが24機、A330現行機が27機、A330-900neoが18機、A350-1000が16機、A380が12機です。エアバスが製造する各機種を受注しました。
この発注のうち、エアバスはイラン航空に対し、パイロットや整備向けの訓練を支援します。エアバスは、イラン航空が保有するA320、A330、A310の19機との共通性があることから、その利点を最大限に活かすことが出来るとしています。
イランではイラン航空をはじめ、ATAエアラインズ、アトラック・エア、イラン・アーセマーン航空、マーハーン航空、マラジ・エアラインズ、ケシム・エアラインズ、ターバーン航空、ザクロス・エアが84機のエアバス機を運航しており、今回の契約はこうした航空会社へ納入されるとみられます。
また、エアバスはこの契約とは別個に、イランの航空事業の分野全般を支援する契約を締結しました。特に、航空管制サービスの開発や技術、学術的レベルの訓練、メンテナンスなど産業の底上げに協力します。