次期エアフォース・ワン、アメリカ空軍がボーイングと初の契約を締結

次期エアフォース・ワン、アメリカ空軍がボーイングと初の契約を締結

ニュース画像 1枚目:747-8 インターコンチネンタル
© Boeing
747-8 インターコンチネンタル

アメリカ空軍は2016年1月29日(金)、次期エアフォース・ワンの購入プログラムで、ボーイングとリスク低減活動の契約を締結したと発表しました。747-8をベースとした次期エアフォースワンの購入に向け、アメリカ空軍がボーイングと締結した初めての契約です。

この契約を皮切りに、747-8の購入契約、設計と機体改修、テスト契約などを結び、大統領専用機として、アメリカ空軍の基準を満たしていきます。今回のリスク低減契約は、エアフォース・ワンの導入にあたり、プログラムの全体リスクとライフサイクルコストをコントロールする最初のプロセスで、詳細要件、製造開発プログラム、ライフサイクルコストを抑える手法など、意思決定をサポートするために必要な設計上の定義を行います。

エアフォース・ワン導入プログラム・マネージャーのエイミー・マケイン大佐はボーイングとの契約について、コストや業務の全体感と困難が予想される業務について理解し、司令官の要求に応えながら、価格を抑えながら、納税者に最高の価値をもたらしていくと語っています。

アメリカ空軍は、次期エアフォース・ワンの運用は30年間を計画しており、そのライフサイクルを通じ、改修や維持する技術的なベースラインを獲得することを要件の1つとしています。

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