アメリカ空軍、F-22ラプター4機を韓国へ派遣 北朝鮮へ圧力

アメリカ空軍、F-22ラプター4機を韓国へ派遣 北朝鮮へ圧力

ニュース画像 1枚目:2016年2月17日、韓国の烏山基地に到着したF-22ラプター
© U.S. Air Force photo/Staff Sgt. Amber Grimm
2016年2月17日、韓国の烏山基地に到着したF-22ラプター

アメリカ空軍は、2016年2月17日(水)、沖縄県の嘉手納基地に展開しているF-22ラプター4機を、韓国の烏山(オサン)基地に派遣し、在韓アメリカ空軍のF-16、韓国空軍のF-15Kと編隊飛行させ、ミサイル発射で挑発的行動をとる北朝鮮へ軍事的な圧力をかけました。

国連軍・在韓アメリカ軍副司令官兼第7空軍司令官のテレンス・オショーネシー中将は「F-22は世界で最も優れた制空戦闘機で、アメリカ軍は韓国に鉄壁な守りを提供する」と話し、韓国空軍作戦司令部司令官のLee Wang-keon中将も「韓国空軍とアメリカ空軍は、北朝鮮の脅威を打ち負かす準備ができている」と緊密で強力な対応をコメントしています。

アメリカ空軍第36戦闘飛行隊隊長のニコラス・エバンス中佐は、烏山基地上空をF-22で編隊飛行し「ふたつの空軍が数十年にわたり作り上げた統合戦力と相互運用性を見せつけることができた。1月のB-52と今回のF-22派遣は、両国の団結とアメリカの決意を実証している」と話しています。

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