アブダビ国際空港、2015年の米行きプリクリアランス利用者は61.5万人

アブダビ国際空港、2015年の米行きプリクリアランス利用者は61.5万人

ニュース画像 1枚目:アブダビ国際空港、イメージ画像
© Abu Dhabi Airports
アブダビ国際空港、イメージ画像

アブダビ国際空港は2016年3月6日、アメリカ行き定期便のプリクリアランス・サービスについて2015年に615,478人が利用したと発表しました。このうち、アブダビ発の旅客は106,851人でした。アブダビでのプリクリアランスは2014年から開始されています。

アブダビでのアメリカ行きプリクリアランスは、ニューヨーク、ワシントンD.C.、ダラス、シカゴ、サンフランシスコ、ロサンゼルス行きが対象で、同空港ターミナル3で対応しています。この施設を利用し、エティハド航空の利用者はアメリカの到着時は、入国手続きの長い行列を回避できます。

プリクリアランス施設は、アメリカ国土安全保障省の運輸保安庁(TSA)のセキュリティ基準を満たす必要があり、手荷物のスクリーニング検査などで最新のシステム導入などの対策がはかられています。

なお、プリクリアランスはアメリカ国外の空港でアブダビ以外に、アイルランドのダブリンとシャノン空港、カナダのカルガリー、トロント、エドモントン、ハリファックス、モントリオール、オタワ、バンクーバー、ウィニペグで実施されています。

また、日本の成田国際空港を含め、ベルギーのブリュッセル空港、ドミニカ共和国のプンタ・カナ空港、オランダのアムステルダム・スキポール空港、ノルウェーのオスロ空港、スペインのマドリード・バラハス国際空港、スウェーデンのストックホルム・アーランダ空港、トルコのイスタンブール・アタテュルク国際空港、イギリスはロンドン・ヒースロー空港とマンチェスター空港でも実施される予定です。

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