海上保安本部、 釧路航空基地の庁舎増築工事が完成 3月17日

海上保安本部、 釧路航空基地の庁舎増築工事が完成 3月17日

第一管区海上保安本部は2016年3月17日(木)、釧路航空基地の庁舎増築工事が完成したと発表しました。同施設は2015年5月から、増築、改修工事を行っていました。

釧路航空基地は、既存庁舎の老朽化が進んでいたこと、2012年度以降にヘリコプター2機4クルー体制に移行し、職員数が発足当時の17名から30名と大幅に増員されています。このため、施設の狭隘解消を目的に庁舎の増築と、既存の庁舎を改修する工事が実施されていました。

新庁舎には当直室、乗組員仮眠室を新設し、災害時の即応体制を強化しているほか、飛行科、整備科、通信科の事務室をワンフロアー化し、環境整備の強化を図っています。

また、女子仮眠室兼更衣室など女性用施設を新設し、女性が働きやすい職場環境が整備されています。第一管区では、これまで以上に女性職員の活躍の場を広めたいとしています。

なお、増築・改修で災害応急活動に必要な耐震安全性、機能性維持を確保しており、商用電源を喪失した際、自家発電機が72時間稼動できるほか、新設した受水槽には5.8トンを確保し、施設全体が復旧する4日を想定した対応を行いました。

※配信後、タイトルを修正しました。

期日: 2016/03/17から
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