アトラス航空、ローリング・ストーンズのハバナコンサートで輸送支援

アトラス航空、ローリング・ストーンズのハバナコンサートで輸送支援

アトラス航空は2016年3月25日(金)、ローリング・ストーンズのハバナ・コンサートを支援する航空貨物輸送を担当したと発表しました。キューバでの社会主義革命以降、欧米文化の代表と目されるロック・ミュージックは敬遠されていましたが、アメリカとキューバの国交回復を受け、文化交流も進められています。コンサートは「歴史的」な出来事とされ、数万人の観客が無料で楽しみました。

アトラス航空は、このコンサートにあわせ3月19日(土)、メキシコシティからマイアミ国際空港を経由し、ハバナに747-400貨物機でフライトしました。この便には、ステージの各種資材や音楽機器など97トンを搭載しました。

同社は、世界のどこからでも各地に輸送することができ、特にキューバに運航する航空貨物輸送は初めてとなり、ユニークなイベントを支援することができ、喜ばしいこととコメントしています。

アトラス航空が輸送した貨物以外にも、海上輸送を含め61個のコンテナ、計500トンの機材が現地に輸送されました。空、海の輸送ともに目的地がキューバとあり、通関などに特別な手続きや書類などを用意し、実際の輸送作業となりました。

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