ANAホールディングス傘下のANA Cargoとヤマト運輸は、2016年3月28日(月)、秋田県と県産品の販路拡大に向けた連携協定を締結しました。
首都圏や関西圏などの大消費地との距離が離れているため、生鮮品の販売にあたり、秋田県内の事業者は他の生産地と比較して配達スピードや鮮度の面で不利となっています。これを打破するため、今回の提携により、輸送のスピードアップを図り、秋田県から翌日午前中に配達できるエリアを8.7%から84.7％と、約10倍に拡大します。
このほか、課題のあった海外への販路拡大でも、ヤマト運輸とANA Cargoが構築している、沖縄国際物流ハブを基点としたアジア圏への輸送ネットワークを利用し、東アジアへ最短翌日に秋田県産品を輸送ができるようになるほか、これまで海外販路を持っていなかった県内事業者に対して、海外のバイヤーとの商談会の実施や、輸出の手続き、書類作成などのサポートが行われます。
なお、詳しくは、ANAウェブサイトを参照ください。