スターフライヤー、営業・経常利益が大幅増 定時出発率も向上

スターフライヤー、営業・経常利益が大幅増 定時出発率も向上

スターフライヤーは2016年4月28日(木)、2016(平成28)年3月期決算短信を発表、売上高は前期比0.8%減の344億5,100万円、営業利益は722.2%増の20億3,200万円、経常利益194.0%増の26億5,000万円、純利益は493.4%増の25億5,800万円でした。

新中期経営戦略「“らしさ”の追求2020」で、スターフライヤーらしさを追求し、質にこだわる企業を目指し、2015年4月から2017年3月の2年間は「成長への基盤づくり」に取り組んでいます。この方針のもと、1日あたり5路線30往復60便を運航し、就航率は前期比0.4%ポイント減の98.4%、定時出発率は2.6%ポイント増の93.5%となりました。

成長への基盤としては設備投資を行い、総額4億2,200万円を投じました。このうち、航空機予備部品などの機材やソフトウェア、2016年3月に就航10周年を記念した北九州空港と羽田空港第1ターミナルの旅客カウンターのリニューアルなどを実施しました。また、事業年度末の保有機材数は9機で、全てA320となっています。

有償旅客数は6.7%減の1,31万9,206人、座席利用率は0.3%ポイント増の68.0%、航空運送事業のうち定期旅客運送収入は2.1%ポイント増の338億4,987万9,000円でした。また、全日空(ANA)のコードシェア便の販売は117億3,782万3,000円で、割合は前年度の30.7%から34.1%に割合が高まりました。

なお、スターフライヤーは空港ハンドリング受託業務について、福岡空港は2016年3月末、羽田空港では2015年9月末でそれぞれ終了しています。

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