ATR、「-600」シリーズで初めて北米9都市を訪問 性能をアピール

ATR、「-600」シリーズで初めて北米9都市を訪問 性能をアピール

ニュース画像 1枚目:ATR -600 シリーズ
© ATR
ATR -600 シリーズ

航空機メーカーATRは2016年5月2日(月)、アメリカとカナダでのデモ・ツアーを開始しました。同社の最新のATR「-600」シリーズは初めて北米を訪問するもので、5月13日(金)まで各地を訪問します。使用する機材は機体記号(レジ)「F-WWEW」で、トゥールーズからレイキャビックを経由、カナダのニューファンドランド・ラブラドール州グースベイ空港を経てトロントに到着しています。

訪問地はトロント、シカゴ・エグゼクティブ、ホワイトプレーンズ、ハイアニス、ワシントンD.C.、シャーロット、ダラス、シアトル、シンシナティを巡ります。また、5月8日(日)から5月10日(火)までシャーロットで開催されるリージョナル・エアライン・アソシエーション(RAA)で地上展示されます。

アメリカでは2006年から現在まで、400路線超のリージョナル路線が運休されています。また、リージョナル路線では2,000機超の機材、その主力がリージョナルジェット機で運航されています。こうした路線のうち、30%が300マイル以下で、ATR「-600」シリーズが燃費性能を活かすことができる路線としています。

フライト・キャンペーンではATRがコスト削減、乗客の快適性、最新のナビゲーション・システム、運用の汎用性、環境性能を体験してもらい、アメリカとカナダのリージョナル航空に大きなメリットをもたらす点をアピールします。

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