ボーイングは2016年5月18日(水)、中国国際航空に初めての787を引き渡しました。これは機体記号(レジ)「B-7877」の787-9で、最終組立が行なわれたチャールストンからフェリーされ、5月20日(金)に北京へ到着しました。
この機体はロールスロイスのトレント1000エンジンを搭載し、4月19日(火)に初飛行し、納入の準備が進められてきました。
中国国際航空の787-9はビジネス30席、プレミアムエコノミー34席、エコノミー229席、計293席の3クラス仕様です。同社は787-9を15機を発注しており、今後、この導入を進めていきます。
当初は北京発着の上海・虹橋線、広州線など中国国内線に投入し、完熟訓練を行なったのち、7月にも北京/フランクフルト線、8月には北京/ローマ線などでの投入を予定しています。