ケニア航空、ターキッシュ・エアとオマーンへのサブリース手続きを完了

ケニア航空、ターキッシュ・エアとオマーンへのサブリース手続きを完了

ニュース画像 1枚目:ケニア航空塗装の787
© Boeing
ケニア航空塗装の787

ケニア航空は2016年5月26日(木)、ターキッシュ・エアラインズとオマーン航空にそれぞれ2機目のサブリースを実施したと発表しました。ケニア航空は航空機の売却やサブリース契約でコスト改善を図り、18カ月から24カ月間に黒字化する戦略的な取り組みです。

このうち、オマーン航空には787-8を2機で3年契約でリースしました。いずれも機齢1年未満で、「A4O-SY」「A4O-SZ」としてオマーン航空に導入されています。ターキッシュ・エアラインズには2機目が引き渡しされ、契約は3機のうちすでに「TC-LKA」が納入、「TC-LKB」「TC-LKC」近くも納入されます。ターキッシュ・エアラインズとは4年から5年のリース契約を締結しています。

ケニア航空は「新しい航空機が他の航空会社に引き渡しされるのは悲しいことだが、費用削減と負債を早期に解消し、黒字化することが重要という文脈を理解する必要がある」とコメントしています。また、サブリースの契約は複雑な手続きと交渉が必要で、完了までに7カ月を要しており、実現したチームに感謝するとも述べており、月間700万ドルのコスト改善効果が生まれるとしています。

なお、ケニア航空は引き続き787が7機、ERJ-170とERJ-190が16機、737が13機を保有し、これらの機材でネットワークの維持と運営の効率化を目指します。

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