セントヘレナ島の新空港、開港はウインドシアの影響を解決後に

セントヘレナ島の新空港、開港はウインドシアの影響を解決後に

イギリスの海外領土で、大西洋に浮かぶセントヘレナ島の新空港の開港が安全性に問題を抱えているため、遅れています。当初は2016年5月下旬にも開港が予定されていましたが、建設地でのウインドシアの影響から、737-800など大型機が安全に着陸できないこと可能性があるためです。

すでに新空港での試験飛行が行なわれていますが、この問題に伴い、イギリス政府は追加の支援を行う模様です。

なお、セントヘレナ島政府では、イギリスでの同空港の開港について「中止」「棚上げ」または「無期延期」などの表現での報道は誤りだとしています。また、着陸時の問題については改めてデータ収集を行い、安全に着陸できるように取り組んでおり、その時間がかかるとしています。

セントヘレナ島はナポレオン1世の幽閉地としても有名ですが、これまでアクセスは船を使う海からのアクセスのみでした。また、開港にあわせ、南アフリカ拠点のコムエアの就航が予定されています。

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