エアバス・ヘリコプターズは2016年7月20日(水)、フランスで人気の観光地で、世界遺産に登録されているモン・サン・ミッシェル修道院の頂上に備えられている「ミカエル像」の取り付け作業の様子を紹介しています。
モン・サン・ミッシェルでは修道院内の改修工事や修道院へアクセスする参道の工事が行われています。ミカエル像はその頂上にある修道院の尖塔部にあり、その象徴となっています。今回の改修工事に伴い、ミカエル像は取り外され、尖塔部分を足場で囲み、工事が進められていたもので、2カ月半に渡って不在でした。
このミカエル像は5月26日(木)8時45分、カメラやスマートフォンを構えた数十人が見守る中、戻ってきました。この頂上へ戻す作業で、ユーロコプターAS350BAエキュルイユが海抜525フィートを飛行、戻しました。金5オンスの大天使が空を飛び、元の場所に戻る様子を見ていた観客達は、再び修道院の頂上に輝く像を眺め、大きな拍手で迎えました。
このエキュルイユは、観光事業や輸送、貨物輸送などの事業を展開するHélibertéが運航し、パイロットは同社の「スーパーパイロット」とされるフレデリック・ロルセさんが務めました。