2011年12月18日、原子力空母USS J.C.ステニス(CVN-74)から、イラクにおける最後の作戦飛行となるE-2Cが午前7時32分に発艦し、午前11時4分に無事着艦しました。
最後に飛行したE-2Cは、第9空母航空団(CVW-9)の第112早期警戒飛行隊(VAW-112)ゴールデンホークスの機体です。
これにより、1991年から断続的に続いたアメリカ海軍のイラク関連の作戦行動が終了。しかし、アフガニスタンにおけるアメリカ軍の軍事行動の支援は継続するようです。
ステニス空母打撃群にはイージス巡洋艦USSモビルベイ(CG-53)、イージス駆逐艦USSキッド(DDG-100)、USSデューイ(DDG-105)、USSウェイン・メイヤー(DDG-108)、USSピンクニー(DDG-91)が随伴しており、2011年7月25日にワシントン州ブレマートンを出港しています。
このほかアメリカ空軍も最後の兵士が、12月20日にアメリカ本土に帰還したと発表しています。