ASLハンガリー、737-400SFがベルガモの滑走路でオーバーラン

ASLハンガリー、737-400SFがベルガモの滑走路でオーバーラン

ASLエアラインズ・ハンガリーが運航する737-400SF、機体記号(レジ)「HA-FAX」が2016年8月5日(金)、ミラノ・ベルガモのオリオ・アル・セリオ空港に着陸時、滑走路でオーバーランする事故が発生しました。

パリ・シャルル・ド・ゴール空港を出発、滑走路28への着陸で、10エンドを過ぎ、駐車場も通り越し、高速道路まで到達して止まりました。駐車場には車が数台、駐車されていたものの、乗車している人はいませんでした。

着陸時にゴーアラウンドを試みたものの、その際にはすでに上昇するスピードに無く、10エンドの550メートルほどでの着陸だったという証言があります。このオーバーランでオリオ・アル・セリオ空港のローカライザーなど、空港の機能を維持する設備への破損も発生しています。

「HA-FAX」はQY7332便としてDHLの輸送をおこなっていました。この機体は、1991年11月にオーストラリア航空に納入、カンタス航空に移籍後、ニュージーランドのエアワークへの移籍時に貨物機に改修され、2015年10月にASLエアラインズ・ハンガリーに転籍していました。

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