IHI、相馬工場にPW1100G-JMエンジン向け新加工棟が竣工 12月に稼働

IHI、相馬工場にPW1100G-JMエンジン向け新加工棟が竣工 12月に稼働

ニュース画像 1枚目:IHI 相馬第一工場内の第5加工棟
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IHI 相馬第一工場内の第5加工棟

IHIは2016年8月19日(金)、航空機エンジン部品を生産する福島県の相馬第一工場内の新加工棟の竣工式を挙行しました。相馬事業所で第5番目の建屋となる「第5加工棟」で、建築面積が5,105.20平米、延床面積が6,394.20平米で、着工は2015年10月でした。

第5加工棟はでは2016年12月から、A320neoに搭載されるPW1100G-JMエンジン向けの部品、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製の構造案内翼を生産します。

IHIは、2015年度からPW1100G-JMエンジンの量産モジュールの出荷を開始し、構造案内翼は、相馬第一工場の既存の加工棟でCFRPから一貫生産するラインを構築し、量産しています。

PW1100G-JMエンジンは、高い性能を誇ることから、単通路機でも多くの需要を獲得しているA320neoに搭載されるため、多くの需要が見込まれており、旺盛な需要への対応として第5加工棟で今後の増産に対応するものです。IHIでは、量産開始直後から、すでに高水準で生産を行い、生産台数のさらなる急激な立ち上がりを予定しているとしています。

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