旅客機の退役がウワサされるMD-11、KLMの運航路線は中南米などへ

旅客機の退役がウワサされるMD-11、KLMの運航路線は中南米などへ

KLMオランダ航空はMD-11型で運航しているアムステルダム/マイアミ線を2012年夏ダイヤから運休する見通しです。AirlineReporter.comがKLM広報担当者談として伝えています。日本の航空ファンからすると、この路線の運休よりも近く旅客機から退役すると見られるMD-11の動向が気になるところです。

2011年はA320neoの発注契約が相次ぎ1196機、ボーイングも737MAXの開発で900機まで伸ばし、燃費の良い機体へ注目が高まっています。そんな経済性、燃費効率に航空会社の関心が高まる中、KLMの3発機のMD-11型は航空ファンからすると撮影、搭乗ともに注目が高まっています。

OAGのスケジュールデータによると、KLMが運航するアムステルダム発着のサンフランシスコ線では3月24日まで、その後は747、またはA330が使用される計画。バンクーバー線でも3月25日から4月29日までの一時的な使用が計画されています。

今後、どんな路線にMD-11が飛ぶのか?OAGによると、アムステルダム発着でオラニエスタッド、プンタ・カナ、ハバナ、キュラソー島、パナマシティなど中南米、カリブ海への便で使われる見込みです。

2012年、MD-11に乗ってみますか?

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