関空、空港内勤務従業員の「麻しん」感染 33名が陽性 32名が回復

関空、空港内勤務従業員の「麻しん」感染 33名が陽性 32名が回復

関西国際空港内の事業所において、従業員の「麻しん(はしか)」への感染が発生している事例について、33名の空港内従業員が陽性であると、大阪府が2016年9月11日(日)付けで発表しました。なお、関西エアポート対策本部調べでは、33名のうち32名が回復しています。

関西エアポートでは、ホームページやターミナルビル館内におけるポスター掲示などで、利用者に注意喚起を行い、お問い合わせ窓口を開設しています。また、空港内事業所に対して、症状がみられる場合の勤務自粛と、医療機関を受診する際の注意点について周知し、引き続き大阪府泉佐野保健所や関係行政機関と協力し、感染拡大の阻止対策を敷いています。

また、麻しんが疑われる症状を発症した従業員は、接客業務に従事していた従業員も含まれていました。このため、潜伏期間は長くても2週間とされており、8月17日(水)以降の関空利用客で、症状がみられる場合は、医療機関に連絡し、その指示に従うよう呼びかけています。

なお、関西エアポートでは、感染拡大を最小限にとどめるため、これに関する情報を随時、公開するとしています。

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