ロッキード・マーティン傘下のシコルスキーは2016年9月12日(月)、オーストラリア海軍に納入する最後のMH-60Rシーホークヘリコプターを引き渡し、式典を開催しました。式典にはロッキード・マーティンの代表者に加え、オーストラリア海軍本部長のティム・バレット中将、ニューサウスウェールズ州政府など代表者が出席しました。
シコルスキーは2011年6月にMH-60R「ロメオ」シーホークを契約、24機の多用途戦闘機として製造、予算内で納期も厳守しました。今後はメンテナンス、オーバーホールなどニューサウスウェールズ州のナウラで実施していきます。このナウラには、オーストラリア海軍のMH-60Rに加え、アメリカ海軍をサポートするロジスティックセンターを設けています。
オーストラリア海軍は対潜、対艦などの主要任務に加え、捜索、救助、後方支援、人員輸送、緊急医療などの任務に対応します。