航空機メーカーのATRは2016年9月22日(木)、セブパシフィック航空にATR 72-600の座席数増加型の初号機を納入したと発表しました。現在、セブパシフィック航空のATR 72-500は72席仕様、またATR 72-600の標準座席数は68席で、これから10席増の78席となります。
この新仕様の座席装備で、座席マイルの費用削減につながるほか、同時に座席の快適性を確保しています。ATR 72-600シリーズは定時出発率が99.7%と、リージョナル路線の運航に最適化されているほか、コクピットにはグラスコクピット化され、最新のアビオニクスが導入されています。
セブパシフィック航空は、保有するATR 72-500の8機をATR 72-600で更新し、計16機を導入する予定です。同社はATR 72-600を16機確定発注しており、オプションでセブゴー向けに10機の発注権を保有しています。