エアバス・ディフェンス・アンド・スペースは2016年10月5日(水)、C-295W中型戦術輸送機でプローブアンドドローグ方式の空中給油の試験飛行を実施、成功したと発表しました。
この試験飛行は9月29日(木)に実施したもので、C-295Wには空中給油ユニットや関連するコンピュータ制御システムを装備し、スペイン空軍のC-295輸送機と複数回のコンタクトを行いました。
C-295W試験機とC-295輸送機のパイロットは110ノットの低速を含め、様々な速度でもスムースな給油ができたと報告しています。C-295W空中給油機は特殊任務や捜索救難任務のヘリコプターへの給油に加え、最終的には無人機への給油を想定しています。エアバスDSは、2016年内にヘリコプターとの給油試験を実施する予定です。
動画では、C-295Wがエアシュートをつけたドローグを伸ばし、給油されるC-295とコンタクトする様子が確認できます。
■C295W First Tanker Contact