ジェットスター、訓練生プログラムの応募に数百名の応募集まる

ジェットスター、訓練生プログラムの応募に数百名の応募集まる

ニュース画像 1枚目:ジェットスター訓練生
© Jetstar
ジェットスター訓練生

ジェットスターは2016年12月2日(金)付けで、同社の募集したパイロット訓練生プログラムに、数百名と多くの応募が寄せられていると発表しました。同社はパイロット免許の持たない人を含めて広くパイロット候補者を募集していました。この募集は、オーストラリアでは民間商用機パイロットを目指す唯一の訓練プログラムでもありました。

応募は12月4日(日)まで受付し、2017年3月までに12名、2018年には20名を採用します。訓練プログラムが終了すると、ジェットスターのA320、または787に乗務します。

ジェットスターは、この訓練プログラムでメルボルンのスウィンバーン工科大学、民間・軍用機のシミュレータや訓練ビジネスを手がけるCAEの関連施設のCAEオクスフォード・アビエーションとメルボルンの2つの教育機関と提携し、商用パイロットのライセンス取得を支援します。

ジェットスターのチーフパイロット、ジョージナ・サットン機長は商用パイロットへの道は訓練費用が多額で、若者たちが職業として選択する大きな妨げになっており、これを取り除く必要があると今回のプログラムについて説明しています。

また、採用する候補生は飛行経験が限定されている、または全く無い可能性もあるが、包括的な訓練と開発プログラムに入る前に、同社が基準とする適性、質、安全性を満たす必要があるとコメントしています。

ジェットスターは、2010年から2014年にかけて実施された訓練生プログラムで、168名のパイロットが誕生しました。ジェットスターはこの訓練生プログラムとは別に経験豊富なパイロットをこの数カ月に30名を雇用し、同社のA320、787のパイロットは約700名となっています。

メニューを開く