スカンジナビア航空、A350-900初号機の導入時期を1年先送り

スカンジナビア航空、A350-900初号機の導入時期を1年先送り

ニュース画像 1枚目:スカンジナビア航空塗装のA350-900
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スカンジナビア航空塗装のA350-900

スカンジナビア航空(SAS)は2016年12月13日(火)に発表した通年決算にあわせ、経費削減策としてA350-900の受領時期を1年、これまでの予定を遅らせると明らかにしました。同社はA350-900を8機発注、オプション6機を2013年に契約しています。

同社は2018/19会計年度に初号機を受領する予定でしたが、これを1年遅らせ、2019/20会計年度に3機、2020/21会計年度に5機を受領する計画です。同社はA330、A340の長距離路線向け機材は16機を保有しています。

同社が保有するA330のうちエアバスが開発を進めるA330neoと開発に向けた能力向上が装備された最大離陸重量(MTOW)242トンのA330-300を4機導入しており、財務体質の強化を一段と進めることから、最新鋭機の導入を先送りします。MTOW 242タイプのA330は、「LN-RKR」「LN-RKS」「LN-RKT」「LN-RKU」です。

なお、機材計画では2016/17会計年度にA320neoを12機、2017/18年度に8機、2018/19年度に8機、2019/20年度に1機を導入する予定です。

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