熊本県、震災から創造的復興を目指し「大空港構想Next Stage」を策定

熊本県、震災から創造的復興を目指し「大空港構想Next Stage」を策定

熊本県では2017年1月10日(火)、「大空港構想Next Stage(熊本都市圏東部地域グランドデザイン)」の策定を発表しました。

熊本県は以前から、熊本空港とその周辺地域を一体のものとして「大空港」と捉え、地域の可能性を掘り起こし、その最大化を図る取組み「大空港構想」を進めていましたが、2016年4月の平成28年熊本地震により同地域は大きな被害を受けました。

このことから、「大空港構想」における対象地域を踏まえ、熊本地震により甚大な被害を受けた熊本都市圏東部地域である益城町、西原村、熊本市東部地区、大津町、菊陽町の持つ可能性を引き出し、創造的復興を推進するグランドデザインとして新たに「大空港構想Next Stage」を策定しました。

「大空港構想Next Stage」では、熊本空港を熊本地震からの創造的復興のシンボルとし、空港周辺地域の活性化につなげることを目指すとともに、「熊本県経済を力強くけん引する地域」「誰もが安心して便利に暮らせる地域」を全体の将来像として掲げています。

このうち熊本空港は、復興・機能強化としてコンセッション方式による国内線と国際線ターミナルビルの一体的整備・耐震化に加え、定期便の増便と新規路線の誘致、空港ライナーの本格運行などを含む空港へのアクセス改善、「総合航空防災センター(仮称)」を設けるなど広域防災拠点としての機能強化を目指します。

詳しくは、熊本県のウェブサイトを参照ください。

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