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A380を格納できる新たな施設
カンタス航空は2017年1月28日(土)、ロサンゼルス国際空港に3,000万米ドル以上を投資し、新たなエンジニアリング施設を開設しました。北米で最大の格納庫の1つとなり、A380の格納を目的に特別設計した格納庫です。
この施設は、5.7ヘクタールあり、カンタス航空のA380、747-400がロサンゼルス到着時に保守点検を行うために使用される格納庫となります。また、カンタス航空が2017年後半に導入、アメリカ路線でも投入を予定する787-9にも対応します。
カンタスが以前使用していたロサンゼルスの格納庫よりも50％ほど、スペースが広くなり、A380や747などを含め、4機を同時に作業することができます。また、これまでより、約20％のメンテナンス作業時間の短縮が期待されています。この施設で、カンタス航空は同社以外のメンテナンスも受託する方針です。
カンタス航空の以前のロサンゼルス国際空港の格納庫は、1958年初めに建設されましたが、同空港の新たな開発計画に伴い、解体されています。
カンタス航空は、シドニー、メルボルン、ブリスベン発着でA380、747-400を使用し、ロサンゼルスに週40便超の便を運航しています。さらに、2017年12月から、787-9を使用し、メルボルン/ロサンゼルス線を運航する予定です。