JAXA、「こうのとり」6号機の大気圏への再突入完了を確認

JAXA、「こうのとり」6号機の大気圏への再突入完了を確認

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2017年2月6日(月)0時6分頃、 宇宙ステーション補給機「こうのとり」6号機(HTV6)の大気圏への再突入完了を、確認しました。

HTV6は、2016年12月13日に国際宇宙ステーション(ISS)への結合に無事成功した後、約45日間、ISSに係留し、ISSの運用に欠かせない補給品・補用品などのISSへの移送、ISSの不用物資の搭載を行いました。今回の再突入をもって、任務を無事に完遂したことになります。なお、「こうのとり」は今回で6機連続のミッション成功です。

一方、HTV6のISS離脱から大気圏再突入までの期間を利用し、スペースデブリの除去に関わる実証実験「KITE(カイト)」を実施しましたが、放出機構の不具合により実験は失敗しました。JAXAでは、今後は実験結果を詳細に分析し、不具合の原因究明を行うとともに今後のスペースデブリの除去技術の実用化に活用していくとしています。

詳しくはJAXAのウェブサイトを参照ください。

期日: 2016/12/13 〜 2017/02/06
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