川崎重工、名古屋第一工場北工場の敷地内に777X向け新工場が完成

川崎重工、名古屋第一工場北工場の敷地内に777X向け新工場が完成

ニュース画像 1枚目:川崎重工、ボーイング777X向け新工場
© 川崎重工
川崎重工、ボーイング777X向け新工場

川崎重工は2017年2月13日(月)、名古屋第一工場に777X向け胴体を製造する新工場を建設し、竣工式を挙行しました。

新工場は、名古屋第一工場北工場の敷地内に2015年9月に着工、同社が製造を担当する前部胴体、中部胴体、主脚格納部、後部圧力隔壁、貨物扉のうち、前部胴体と中部胴体のパネル組立を行います。同工場は2017年6月の製造開始に向け、生産設備の設置作業を開始し、その作業を本格化させます。

この工場は、自動で穿孔位置を認識して作業を行う自社製ロボット、打鋲の対象範囲が拡大したオートリベッターなど、最先端の画像センシング技術や制御技術を駆使した新規開発の設備を導入し、自動化を推進した施設です。

また、「Just in Time」システムをベースに川崎重工の各生産ラインでの適用を通じて独自に合理的な生産管理技法を展開したカワサキ・プロダクション・システム(KPS)を融合させ、高品質かつ効率的な生産を行います。

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